織田信長的 コストダウン

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今日は再出発の日だった。

 

『ある夜、乾繭の一代の動きを記録していた時に、サヤすべり取りで利益が上がることを偶然に発見したのです。

金策にかけまわり血の出るような資金で一枚売ったのが昭和46年2月1日の月曜日、7月限です。それが「売りの相場師」として更生した日なのです』(相場金言集p57)

 

相場金言集の、この くだりには痺れて、200回以上読んだかな。

「かく ありたい」 と切に思った。

 

1993年ごろ株で芽が出なかった俺が林輝太郎先生の指導を受けて行なったのは小豆の限月間サヤ取りだったが、商品相場のサヤに着目することで浮かぶことができたのは、この小谷さんと同じである。

 

その後、2000年にFAI に転向して倍加、3倍加で儲けて大きくなり相場専業になれた。

 

FAI 低位株の倍加を何度か取ると中毒になって、どうしても銘柄数が膨らんでしまう。

壮年のころは良いのだが、60歳を過ぎるとブレーキ、アクセルが効かなくなって失敗することが多くなった。

加えて女遊びで頭が痺れているから判断を誤ってしまう。自業自得だわ(笑)

 

林輝太郎先生は「専門を持て!」 と何度も仰っていた。

 

ちなみに林輝太郎先生の専門は小豆であった。

 

その小豆相場はなくなってしまったが、もう一度、小豆相場的ツナギ売買をしようと3月から準備してきた。

コロナの大暴落で気持ちが折れて、相場も女もやめよう、とマジに思った。。

しかし、相場と女をやめてしまうと、やることがなーい。

人生が楽しくないのである。

 

色々銘柄を検討して、FAI銘柄の正反対の大型株でコストダウンをすることにした。

5%超の配当利回りが良い銘柄を選択して、コロナ暴落の後の安値を拾ってきた。

 

そして、配当金受け取りを最優先にする。(個人年金の代わり)

 

昨日、配当金の権利を取ったから、今日から自由に売れるのだ。

 

織田信長姉川の合戦で25000人の軍勢を七陣、十三段の縦深陣形を組んで浅井長政を迎え撃ち、十三段の陣のうち十一段まで打ち破られたが最終的には勝利を収めた。

相場のコストダウンも同じではないかな。

商家秘録=九分一部の商内陣の法による分割売買。。

 

織田信長は勝つ戦いしか しなかった。あやかりたいものである。

 

 

 


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