1月12日は大釣り

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『釣友へのメール』
1月8日に初釣りに行きましたが、南の強風。10メートルぐらいの強さか?
例の釣り場は南東に面していて、南風には弱い。予報では南西の風7メートルだったのにー。
風に背を向けて仕掛けを作るも埃が舞って目に入る始末。

釣り始めると竿が立たず、ウキが凧のように舞い上がる最悪のパターンです。
時折、タモが飛ばされるほどの突風が吹きます。さいわいタモは回収できましたが・・・
突風で転びそうになるので、岩の上に尻をつき釣りを続けました。
これは我ながら良い思い付で強風は避けられ、姿勢が安定し、コマセバケツを風下に置くと自分の体が風よけになるため倒れる心配が無く、安心して釣りができ、25センチを頭に5~6匹のメジナが釣れました。

4時半ごろになったら、風がピタッと止み、竿を伸ばしていつもどおりの釣りができるようになったのですが、時既に遅し。
潮が引いて底が見える状態になっていました。
遠投狙いで夜釣りをするもボウズ。
むなしく納竿と相成りました。残念。
しかし、今年は暖かく、釣りをしていて「生きてて良かった」 と思うくらいいい感じで釣りができています。

死んじまった高校の同級生O君に続き、中学の同級生K君も死ぬ間際までいく大病で入院していたとのメールがありました。15キロも痩せたそうです。
で、金の使い道より人生の残り時間の使い道の方が重要だ!
と思ったのであります。 ではまた


で、中3日おいた1月12日は満潮が5時半で潮位は180cm。1月のチャンス日である。
東京は雨だったが、小田原、東伊豆は曇りの予報で波の高さは2メートル。
迷わず釣りに出かけた。
いつものポイントに2時頃ついて、仕掛け・コマセ作りを終えて第一投が3時だった。
1月8日は南の強風だったがこの日は東の微風。ただ、風は冷たく手が かじかむ。
潮が澄んでいてサラシも無く、底が見えている。これでは日中は大型は釣れそうもない。日没後がチャンスである。
最初に釣れたのはウミタナゴ。次に10センチぐらいのメジナが数匹。針は4号なのによく小さな口に掛かるものだ。
20年前、釣り場で顔見知りの爺さんから「小メジナが続けて釣れる時は釣りをやめちゃうの」と教わった。少し時間をおいて再開すると小メジナがいなくなることが多いのだ。貴重なアドバイスで、今でも守っている。
少し早いけど、おにぎりとビールで腹ごしらえ。
4時半ごろ磯際で28センチぐらいの尾長メジナが食ってきた。尾長は珍しいのでキープ。
ウキを電気ウキに替えた5時ごろ37センチ。久々の良型で、うれしかった。
5時半ごろ、また37センチが。
6時ごろ40センチがきた。これは1.1キロあった。
この釣り場は満潮前後に大型が回遊してくる。6時半まで粘ったが潮が引いてきたので納竿。良型のメジナ3匹で3kg。食べきれないくらい釣れて、帰りの背負子が重かったが、一生の内めったにない大釣り。うれしい1日だった。

帰って、相場を見ると、やはり暴落している。単純平均が100ポイントぐらい下げているので買っていた低位株もダメージが大きい。思っていたとおりの展開で釣り場に逃げていてよかった。
昭和二年に流行した東京行進曲に「いっそ小田急で逃げましょか」という一節があったそうだが、僕は毎週、小田急で逃げているのである。




  相場戦略研究所 http://www.geocities.co.jp/WallStreet/1289/