2008-12-01から1ヶ月間の記事一覧

罫線の実践的活用法

罫線の実践的活用法 (林輝太郎先生の罫線論) ◎罫線の実践的活用法 罫線を描くのは、値動きの習性と 周期を見るためである。 ○グラフ 日足は大きいグラフ用紙に陰陽足でも折線グラフでもよいから、 長年月*が一望できるようにし、いつも見なれていくべきで…

蓄財の技術

蓄 財(1) ( 林輝太郎の売買上達セミナー 145・連載 ) ○利益の蓄積 株をやるのは儲けるためである。中には趣味として、頭の体操として損益を度外視してやる人がいるが、それは例外中の例外であろう。 たとえば、37年前『商品取引で儲けろ』(廣済堂出版…

成功するための要点

飛躍への休み 蓄財(3) (林 輝太郎の売買上達セミナー 147・連載 ) ○.増え方は階段的 われわれが相場をやるのは、とにかく十数年か数十年、それも20年か30年のうちに10億円、せめて5億円という個人で「資産」といえるくらいの利益を積み重ねたいからであ…

精神の安定を得るために売買する

精神の安定がなぜ大切なのか。 売買における最も大きなリスクが己の不安感の増大だからである。 『相場師の最大の敵は自分である』という意味は己の精神不安の増大が、利益を上げることを妨げるということである。 精神不安を招くような危険な売買、すなわち…

ボロ株集め(FAI)はやめよう

ボロ株集めはやめよう この投資家は夜遅くまでグラフを描いたり、銘柄の研究をしていた。 株を買う、上がったら利食いする。そして、また厳選した別の株を買う。 すると二十数銘柄の持株が次第に悪化してゆく傾向があるのだ。 どうして そうなるか。 株を買…

精神の安定

相場は不安と期待が突出しやすいものであり、 状況が良いときは必要以上に気持ちが高揚し、 状況が悪いときは必要以上に落胆したり不安になる。人間はそういう生き物でもある。 投資家は相場の根底にある不安と期待によって、儲けようと無理をしてしまい、悪…

株サヤ取り

林輝太郎先生による株サヤ取りの説明 (株式サヤ取り教室より) ①リスクがない リスクがないというのは仕事として当然の条件である。サヤ取りのリスクはゼロに近く、銀行業務のようなものである。 ②利益は少ないが確実 投機的売買ではないから事業として成り…

殺すか、殺されるか

○殺すか、殺されるか 剣術には、敵を倒すという目的は同じでも、多くの流派があり、考え方や方法が違うのは、「殺すか、殺されるか」という厳しい局面においては、ごく僅かの差異で勝負が決まるからである。 相場の「カネを取るか取られるか」という厳しい局…

相場技法

相場技法とは「分割売買」と「時期選択(時期を待つ)」だけである。 相場技法といわれる売買の基本は価格変動の波に分割売買で乗ることで、価格変動の波の基本は約三ヶ月または六ヶ月周期である。 分割売買は、資金を考慮して、リスクを考え、将来の手仕舞…

花の都はたそがれて

相場社会の話になりますとホロ苦いものになります。 商社マン相場師の中では一世を風靡したTさんは、お酒が入りますと 『あれをごらんと指さすほうに・・・』とやるのです。藤田まさと作詩の“大利根月夜”です。利根の流れを流れ月、昔笑うて眺めた月も・・…

保険ツナギ

人間は、運がむいてきたら、どのような夢でも達成できる。 あんたは今、つよい運気のなかにいるんや。こういうときに思いきって、やりなはれ。 同和鉱は素性の確かな会社で、含み資産は莫大なものや。 しかも生産しているものが銅や銀で値動きの強いものばっ…

立花義正の売買技法

30年間の売買で得た結論 ・自分なりの売買をしてゆく ・分割売買をする ・ゼロをつくる ⇒ 売買に区切りをつける 不利な玉を切る ☆ 上げ下げのリズムに乗って、分割売買で平均値を有利にする。 リズムに乗る分割売買が相場技法の基礎であり、 そうした分割…