ハードディスク その2

土曜日の午前10時ごろ注文していたパーツが届いたので、土日の内に取り付けてしまおうと思いました。

商品取引 注文用として買ったWIN2000パソコン。
格安だったのですが、リカバリーCDがないため、OSが壊れてしまうとアウト。
で、OSが入っているCドライブごとハードディスクにコピーして予備として保管。万が一の自体に備えようと思ったのでした。

ハードディスクをIDE-USB2.0変換コネクターでつないでWIN2000のOSを
ACRONISのパーテーション管理ソフト(アマゾンで1680円だった)でパーテーションごとコピー。
ハソコンを開けてハードディスク交換。一丁上がり!と思いきや、WIN2000というOSは一筋縄ではいかない代物だったのです。

スイッチを入れてしばらくすると「ntoskrnl.exeが壊れているか、見つかりません」というメッセージとともにパソコンは停止。
しかたがないので、ハードディスクを元に戻してntoskrnl.exeをコピー、ntoskrnl.exeに上書き、再度ハードディスク交換後、スイッチオン。
しかし、おんなじメッセージが冷たく表示される。

よし、それならバックアップがあるさ。
ACRONISのバックアップソフトで取っておいたバックアップCDをセット。
新品のハードディスク上にデータを復元しようとすると、「CDの品質に問題があります。CDを交換してください」
その前に取っておいたバックアップCDを試してみましたが、同じ返事・・・
バックアップという奴は、いざという時役に立たないことがあるんだよなー(笑)
ここら辺から、頭に血が上ってきました。

気がつくと、7時過ぎ。食事の後、インターネットで調べてみると
「WIN2000はシステム情報をブートファイルに書き込んでいるためパーテーション構成を換えると起動しない」
とあるじゃありませんか。よーし明日こそ。

日曜日は興奮していたため、夜中に目が覚めてしまい、4時から作業開始です。
今度はオリジナルと同じシステム構成でWIN2000のOSをパーテーションごとコピー。パソコンのハードディスクを差し替えてスィッチON。
すると待ちに待ったWIN2000の起動画面が現れました。 ついにやった!と喜んだのも束の間。
「システムのページングファイルが見つからないかページングファイルが小さすぎます」
というメッセージが赤いパッテン印と一緒に表示されパソコンは止ってしまった。
再びインターネットで調べる。それによれば
ページングファイルというのはスワップファイルのことで、大きめに固定サイズで作っておけばトラブルは解消する。」ということでした。

ハードディスクの差し替えはやったことがある人ならわかりますが、コネクターが結構きつくて外すのが大変なんです。
しかしこうなると半ば意地と執念。後には引けない。
オリジナルのハードディスクのページングファイルを512MBに設定して、再度OSのパーテーションコピー。
するとようやく起動成功。

次はWIN98のメインマシン。こちらもCDブートが出来なくなっていますのでIDE-USB2.0変換コネクター
ACRONISのパーテーション管理ソフトで、OSのパーテーションを新しいハードディスクにコピー。
ハードディスクを交換してそれまでのハードディスクは予備として大切に保管。
ハードディスクの脱着は都合10数回。作業が終ったのは日曜日の4時過ぎでした。