納会と発会

週末15日は大豆12月限の納会です。週明け18日が2007年12月限の発会。
商品相場は納会、発会という区切りが月のリズムになって気持ちがいい。
泣いても笑っても納会日の前引けで当限は落ちてしまいます。

株みたいにある日突然、親会社の勝手な都合で株式交換による完全子会社化だとか、TOBやMOBで値が飛んだり、上場廃止になったりはしません。
特定の人間の都合で上場廃止になるというのは、ある種の横暴もしくは、ご都合主義ではないでしょうか。

また、本来、自由であるべき市場において、急騰した銘柄を胴元である取引所が、貸し株市場を整備することもせず、恣意的にカラ売り禁止するということも気に入りません。

ただ、商品相場にも見せ玉、バイカイ筋による価格操作的な動きは、けっこうあるようです。
先日、書いたNon-GMO大豆当限12月限のような玉締めは限月制の取引機構を利用したあくどい手口です。

それと、穀物は板寄せ銘柄ですから、多い銘柄でも一日6節、値段は6つ。ザラバ商内の株のように、だらしのない、突飛な値付きはありません。