新年の誓い

専業で相場をやっていると、ほかにやることはありませんから、知らず知らずのうちに相場にのめり込んでいきます。

そういう状況に陥りますと、不思議と成果が上がらなくなります。
私の場合、利食いが続いた後がいけません。もっと取ろうと思うのです。
相場を張って張って、張りまくる。
しばらくはいいのですが、あるときガクンと疲れが来ます。そうなった後は、えてして大損が待っている(笑)

大損をしますと、さらに疲れ、気が付いたときは心身共にボロボロ状態。
4、50日休まないと本来の自分を取り戻せません。しかし、年をとりますと復元力が落ちてきます。休んでもなかなか元気が出てこない。

それでは、相場師が元気になる秘訣はなにか。それは、なんといっても“利食い”です。千人力とはよくいったもので、勇気が湧いてきます。
利が利を呼ぶ状態になりまして、夢中で売買する毎日が続く。

再び、相場にのめり込んで大きな損に衝突する。疲労のせいか、慢心のためかは判りませんが、どうも、私の相場人生は、この繰り返しのようです。損より益のほうが多いため、何とか生きてきましたが・・・・

で、新年の誓い。
「相場を突き放す、相場と距離をおいて付き合うこと」を心がけます。