ビックな悪材料で脳天五寸釘


オバマ米大統領の金融規制案発表は久々にビックな悪材料となり、
NYダウ日足罫線は21、22の陰線で派手な三羽烏を形成。
「とうとう脳天五寸釘か?」という形になりました。

昨年3月から10ヶ月上げていますから、日柄的にはいつ天井打ちしても おかしくはない局面です。

我が国の株相場も、例年1月末から決算発表で上げにくくなる時期ですからタイミングもぴったり。最短でも3月第2週あたりまでの1ヶ月半は下げ相場かもしれません。

ロイターなどでは、オバマ米大統領の金融規制案は実害のないように現実路線に修正される、と希望的観測が書かれていますが、鳩山某と違い、米大統領の発言は世界中で重く受け止められています。

しかも、オバマ大統領は、新たな金融規制の導入について「これは戦争だ」と言っています。米銀にとっては恐ろしいことになりました。

また、我が国への影響は限定的としていますが、NYダウが暴落すれば、最も甚大な影響を受けるのは我が国市場であるのはサブプライム暴落でも実証されています。

NYダウが長期間上げたといっても、所詮、ベアマーケットラリーの上げですから、買いは年内見送りが賢明だと考えています。



  相場戦略研究所 http://kaz1910032-hp.hp.infoseek.co.jp/