大和証券口座開設

 
 土曜日、会社四季報の秋号をみていたら、カラーの広告ページに大和証券の「ダイワ・ダイレクト 信用取引手数料、業界最安値水準!」というコピーが目についた。

もはや、この手の広告には不感症になっていたのだが、
 50万円以下⇒150円(税込)
 50万円超 ⇒300円(税込)
とあるではないか。凄い! 天下の大和證券がネット証券顔負けの超格安手数料。管理人はこの手の話には弱い。調べると、値下げは7/1実施。
くやしい。もっと早く気づいておれば・・・

 法人であっても口座開設が可能で信用取引手数料も個人同様に150円、300円が適用されるようである。ただ、法人口座は大和證券の支店で手続きしなければならないとのこと。
とりあえず即日、インターネットで個人口座開設手続きをした。(あまり個人での取引はしないが)

週明けの本日朝一で、念のためTELにて確認した。
1.法人口座もダイワ・ダイレクトの信用手数料150円、300円が適用されるのか。
一般的ネット証券会社と同様に 信用で買って、その日の内に現引きしてもよいのか。

2.無期限信用 売り銘柄の手数料も150円、300円なのか。また、通常の売り建て同様に品渡しも可能なのか。

3.キャンペーン中につき、信用約諾書4000円の収入印紙は不要か

いずれも大丈夫であったので、すぐさま法務局に行き、登記簿謄本、社印の印鑑証明をとり、大和證券の支店に赴いたのであった。

 ずっと愛用していたORIX証券はマネックス証券に吸収されてしまい消滅。ORIX証券の信用取引315円の手数料は2年間は継続するということだったので、しかたなくマネックス証券で取引していた。マネックス証券本来の信用手数料は指値1575円、成行1050円と異常に高い。
 四季報を見るとマネックス証券は収益力が弱そうで、2年後に手数料315円の維持は恐らくできないであろうから、後継の証券会社を探す必要があった。安い証券会社はクリック証券140円、岡三証券200円等、あるのだが法人口座は開設できないのである。

そこに、大和証券の、捨て身の激安手数料策戦である。自分の売買する銘柄は500円以下だから手数料は150円。半値以下になる。

 さらに、大和証券は日本の証券界の大手であるから、逆日歩がつかない無期限信用の売り銘柄も800以上用意できる強みがある。
そして、無期限信用の売り 貸し株料は1.5%とリーズナブルなのである。

 逆日歩がつかないカラ売りというのは魅力である。特に恒常的に逆日歩がつく銘柄をサヤ取りで売る場合、品借り料が高くても利用する価値はある。
買建てを制度信用で行い、売建てを無期限信用で行えば、逆日歩を味方につけることができるのだ。
(*実際に使ってみると用意された株数は一銘柄あたり10枚程度と少なく、常に売りたい数量を確保できるとは限らないことがわかった)

無期限信用の売り銘柄のなかには、1305ダイワトピックスと1320ダイワ225大阪のETFが含まれている。ETF先物のように限月がなく小口で分割できるのが利点である。困った時のツナギにいいかもしれない。

☆参考  信用買い金利と管理費 比較
       大和証券   マネックス   ORIX   SBI証券
    制度   2.4%   2.8%   2.55%   2.8%
   無期限   2.4%   3.47%   4.4%

   管理費   月210円   月105円

 手続きは1時間半で完了。めでたく大和證券に法人口座を開設することができた。
これからは超格安の手数料で取引することができ、これからの人生を一層、ゆったりと、楽しむことができそうだ。


  相場戦略研究所 http://www.geocities.co.jp/WallStreet/1289/