「近代デジタルライブラリー」


日本政府単独のドル買い介入、意外とうまくいっているようですね。
介入を想定できた向きはほとんどいないと思われ、意外感があって効果的。
ソロスが「日本の為替介入は正しい措置」、米国政府は「ノーコメント」、欧州委も「急激な円高は景気回復損なう」、米レビン上院議員はドル安が止まるから「非常に困惑させられる」といっていて、強い反発はない。
225は戻りに入り、今週一杯は強そうです。

さて、知っている人は利用していると思いますが、国立国会図書館のサイト「近代デジタルライブラリー」。(リンク集に追加済み)

今週、ここで「三猿金銭秘録」、「商家秘録」、「八木龍の巻」、「八木虎の巻」、「八木豹の巻」をPDFでダウンロードして、印刷しました。
どれも50ページぐらいの分量ですから時間はかかりません。
我が国の歴史的相場書の写しが“ただ“で手に入ります。

明治時代に復刻された古書ですから、判読しづらい部分も多いですが、「読書百遍義自ら見る」。
時間があるとき、眺めているだけで楽しいものです。

*『林輝太郎相場選集』付録の小冊子「売りと利殖」によれば、
国立国会図書館は以前は上野公園の隅にあって、林輝太郎先生が
「雨の日も休まず通い、1年くらいで約200冊の本を読んだ」図書館です。
また、立花義正さんが小豆仲買店のおじいさんにいわれて「三猿金泉録」、
「八木龍の巻」を読んだところでもあります。


  相場戦略研究所 http://www.geocities.co.jp/WallStreet/1289/