42cmのメジナ

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9月15、16日と東伊豆に釣りに行った。
台風で海が荒れていたため9月2日から釣りに行けていない。二週間ぶりの釣行である。
あまり間隔が空くと30kgの荷物を運ぶ体力が落ちてしまう。
いつもなら金曜日に行くのだが、台風16号が進路を変えて日本に接近する とのことなので、前倒ししたのである。

15日は満潮が4時半。
秋は餌取りの小魚が多いのでコマセは夕方の自合いに集中して撒く作戦である。

日中は4号のオモリを付けたズボ釣り仕掛けで釣った。
しかし、この日はサラシがなく当たりがなかったため、普通のウキ釣りに切り替えた。
キザクラの鵜沢本流どんぐり というウキである。
感度は良く当たりは良くあるがニシキベラが多い。たまに15cmぐらいの小メジナが釣れる。
薄暗くなった5時半ぐらいからコマセを撒き始めると、28cmぐらいのメジナが釣れる。ちょっと迷ったが時間もまだ沢山あるので放流。その後は中型メジナの群れが寄ったようで、20~25cmのメジナが入れ食いになった。
6時ごろ電気ウキ仕掛けに変えて、釣り始めた直後、本日最大の丸々と太った30cmのメジナが釣れた。
その後は当たりが無くなり、7時まで粘ったが諦めて納竿。

いつものようにテントの中で晩酌。
最初は蒸し暑かったが、やはり秋である。夜中は結構冷えた。

3時07分に目がさめ、テントを撤収して釣り開始。16日の朝は4時が満潮である。
朝は夜明け前の一瞬が勝負だから、コマセは5時までにすべて撒くと結果が良い。
3時45分からコマセを打ち始め、4時から竿を出した。
釣り始めて しばらくすると、竿先にコツンというショックが伝わるようになった。
電気ウキは沈まないが、餌は半分取られている。
たまにゴゴンという重々しいショックもある。どうやら大きい魚が餌を取っているようだ。
ウキが微妙に動いた時は、なるべく魚を威かさないように静かに聴き合わせするが、針がかりしない。
そこで、ウキ下を7cm浅くしてみた。
ほどなく浮きが沈み、静かに聴き合わせすると、ズシッとした手応え。大型の魚である。すぐに追い合わせを2回して、やり取り開始。
リールを巻きながらタモを持って磯の先端に駆け下りる。
相当強い引きで、リールを巻くと、リールがガリガリという音を立てて空転する。リールのギヤが欠けてしまったようだ。
竿でためて左右に走る魚を何とか浮かすことができた。
タモ入れは少々手こずり3回目で入った。
ずっしりと重い45cmはありそうな大型メジナだった。

時刻は日の出前の4時45分。
先日の47cmの黒鯛を釣った時も日の出前だった。
スケールで計ると42cmであった。重量は1.1kg。
4号ハリスは根ずれでザラザラで、リールも壊れてしまうほどの大物であった。
尾びれの形状からすると尾長メジナかもしれない。

針は上唇の皮一枚にうすく掛かっていた。餌だけうまく取っていく用心深い奴だったが、かわいそうに最後に失敗してしまったようだ。

これ大満足して5時15分に早めに納竿。帰路についたのであった。



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