会社を設立してから1年と3ヶ月がたち、最近ようやく会社経営というものに慣れてきたようです。いや、会社を経営していることを忘れている状態になった。といったほうがいいかもしれない。

相場師の自分にとって会社というものは自分を守る“砦”です。
相場師にとって税金は割と大きな問題です。大きく利益になったとき、これはバカになりません。

相場を張って利益に持っていくのは大変で、大きな利益がでることはそうそうありませんし、
商品先物で死ぬ思いで取った利益金から20%の税金を持っていかれるのは少々辛いものがあります。

もちろん、会社を作ったって、税金は払わなくてはなりませんが、
最大のメリットとしては商品先物と株の損益通算ができ、損金が7年間繰り越せることです。
これは大きい。

相場世界は年間通して損が出るのが当り前。商品先物と株の両方が利益になればいいのですが、そうそう上手くはいきません。ポカもありますから・・・

会社という“砦”に立て籠って相場を張っていれば、曲がりという難敵に包囲されても何年かは持ちこたえることができるかもしれません。