3000円のパソコン

こないだ、3000円で買ったパソコンにOSをインストールしたところ、すぐに起動。
今回もLANボードが認識されないので手持ちのLANボードに差し替えて、インターネットにも接続でき、「やった、やはり完動品。」めでたし めでたしと思いきや、電源が落ちない!

最初は問題なかったのですが、セットアップで再起動を繰り返していたら、
三回に一回ぐらい、いったん電気が切れた後、カチカチと無気味な音がして、ハードディスク、CDドライブのインジゲータが再点灯するようになった。

そのうちに、コンピュータをシャットダウンしても、部分的にパワーが切れなくなった。
ディスプレイは切れるが、CPUファン、電源ファンは回り続けているのだ。なんだ、この症状は?
 コンデンサー膨張による異常だろうか?
コンデンサー膨張というのはパソコンの心臓部のマザーボードに使われている台湾製低ESR電解コンデンサが、電解液の組成に欠陥があったため、膨張したり、ひどい時には頭や底から電解液が漏れ、パソコンの動作不良を招くというものです。

2001年後半~2002年前半あたりに製造されたものに問題があるということで、私の愛機MA10、MA12は引っかかっています。使用5000時間程度(一日8時間運用で1年9ヶ月)で症状が発生するらしい。

私はウィンドウズ98SEと心中するつもりで、パソコンを使っています。
98SEはドライバーを用意しなければ動きません。98用ドライバーが用意されている高性能機種はちょうどこの期間に該当します。それ以降のパソコンはドライバーの関係で98のインストールはできないでしょう。
それで、ここら辺のパソコンを予備機として買い漁っているわけです。

初めての事態に面食らいましたが、3000円の予備機だから、まぁいいか。
膨張したコンデンサーを交換したほうがいいのかもしれないけど、手間がかかって、めんどうくさい。
毎回、使い終えたらコンセントから電源ケーブルを抜けばいいのだ。