FAI的感覚

みなさん、お元気ですか。月足グラフの更新、まだ終りません(笑)

早いもので多くの低位株が天井をつけた平成18年1月からもう2年が経過しました。
銘柄によっては下げ初めから3年経過し、そろそろ底型の形成を始めたものもあります。
FAI ルール1 4~5年下げ、3段下げ完了の銘柄を買う
という、準備段階にはいっているかもしれません。

225など主流銘柄は下げの真っ只中にありますが、我々が投資対象としている低位株は選別されて買われるものであり、意外高を見せる低位株もでてきそうな感じがします。
グラフの枚数が少ない人は今のうちに千枚を目標にグラフを増やすチャンスです。

林研究所会報3月号で買銘柄の除外が大量にありました。遅きに失した感はありますがやらないよりは良い。そして再出発するのです。
FAIクラブの掲示板などには強烈なクレーム、批判が目立ちます。まぁ、損をした人たちの気持ちもよく解ります。

FAIクラブの大曲がりの原因は FAI 30項目のルールの適用を間違えた
ということなのでしょう。

底から倍になり、小さいながらも三段上げを終えた銘柄を上げ相場の末期や下げ相場の初期に買い選定したのは、軽率の誹りをまぬがれません。

が、FAI方式を永年手がけてきたメンバー達が大曲がりしたわけですから、現状はチャンスともいえるわけです。

月足グラフの整備をしっかりやって、今後FAIクラブなどをあてにせず、P投資法の原点に返り、自分の力で買銘柄を選定して儲ければよいのです。

管理人のノートより

売りにしても買いにしても月足グラフに則したFAI的感覚で行なうことが成功への道であり、それ以外の感覚(例えば、値ごろ感に基づいた売買等)は徐々に排除していかなければならない。

そういう意味で、千枚以上の月足グラフは貴重な相場的財産である。
一朝一夕には揃えることができないし、それを描く過程で従来の目先的相場感覚がFAI的相場感覚に矯正されるのである。

だから、目についた銘柄はその都度作成し、枚数を増やしていかなければならない。
P投資法のSさんが成功したのも全銘柄の月足グラフを持っていたからである。

月足グラフ即ち長期波動に則した売買を行なっていれば、大きな流れに逆らうことのない、危なげない売買を続けることが出来、年老いて反射神経が鈍くなって大失敗する可能性は極めて低くなり、相場師人生を全うすることが可能なのである。