今朝は午前2時に目が覚めてしまい、早起きしました。
昨日は9時に寝ましたので連続して5時間、ぐっすり眠ったことになります。
不眠が治って ありがたいことですが、やることがなくて困っています(笑)
暇つぶしに月足グラフを描こうにも、暗くてグラフの目がよく見えません。
で、そんなときは、このブログとか相場戦略研究所のHPの整備でもしようかと思ってます。相場戦略研究所は自分の拠所の一つでもありますから。
昔、人形町の林輝太郎投資研究所に遊びにいっていたとき、月足グラフを持ってFAIの質問に来た人と同席したことがあります。そのとき林輝太郎先生はFAI投資法バラコピーを“教科書”と呼んでいました。
FAI方式にはカラ売りもありまして、そのFAI投資法バラコピーの「第5章 カラ売り」(P.505~550)がFAI方式カラ売りの教科書になります。たった45ページではありますが、大変ありがたいことが書かれています。
以下、私のノートにその要約がありますので引用します。
FAI方式が定める カラ売りはミスが少なく、やさしい やり方になるように設計され、いくつかの制約を課したものである。
①銘柄を資本金300億円以上の大型株に限定して突飛な値動きや逆日歩を避ける。
②等分割の売り上がりを、2回に限定することで損失が膨らむリスクを避ける等である。
その結果、特別な経験や技術的修練を要することなく、プロ的な安全性を重視した仕事としてのカラ売りが可能となり、堅実に利益を得ることができるのだ。
・ たった2回の売り上がりによってリスクを限定する、
・ 利益を上げる仕事としてのカラ売り、
・ 堅実に利益を得られる簡単なカラ売り、
・ スリルを追わない利殖としてのカラ売りである。
資本金の大きい銘柄の中から、月足グラフで下げ確定と思われる銘柄を選定して、
千株ずつ、三分割で売るのが基本である。(引用おわり)
簡単そうですが、やってみるとなかなかうまくいきません。銘柄固定のカラ売りとは違った難しさを感じます。
まぁ、教科書というのは一通りのことを書いてあるだけで、具体的なノウハウについては自分なりの方法を編み出すしかないのでしょう。自分のフォームを創るといっても良いかもしれません。
林輝太郎先生は、このカラ売りの教科書の最後に
「株式売買の方式は多くあるが、「体系づけられたひとつの方法」を行なってこそ成功する。この場合、体系づけられた方法にないことは世の中にないのだ、と思うくらいにして、その方法以外の方法を取り入れるべきではないのだ。」と書かれています。
私が相場専業で生きていけるようになったのは、株のサヤ取りとFAI方式である程度大きくなれたからです。
株のサヤ取りは捨ててしまいましたから、残された道はFAI方式にだけです。
もちろん「自分で編み出した自分なりのやり方」で実行しています。
この歳になって、いまさら後戻りはできないし、FAI方式以外やるつもりもありません。