自己流のFAI投資法

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今回の上げ相場は37年の相場人生で恐らく最後の上げ相場だと思う。
だから、悔いのないように思いっきり相場を張っているのである。
多少、手ごたえを感じている。釣りでいう当たりってやつだ。多分、素針を引くことはないだろう。
やっているのは自己流のFAI投資法である。
FAI投資法、人形町の事務所で林輝太郎先生から直接 教わった。
94年頃、僕は小豆のサヤ取りをやっていて頻繁に人形町の事務所に遊びに行っていたのだが、たまたまFAI投資法を実践している会員さんが質問に来た時、いっしょに教わったのだ。
「とにかく月足グラフが大切だから、他は後でいいからグラフを書きなさい」

その後、小豆のサヤ取りに行き詰って、製紙株のサヤ取りをやりながら、徐々にFAIに転向して、ある程度成功。
会社を45才で辞めることが出来たのは一重に林輝太郎先生のおかげである。
2000年から2005年までは研究部会報の選定銘柄を迷わず買って儲かった。
ただ、その後の下げ相場では研究部会報の選定銘柄はハズレがひどく、まったく信用できなくなった。FAIルール30項目も絶対ではなく、中には疑わしいものもあると思い始めた。

これは、自分でやるしかない。と、研究部会報の購読を停止し、試行錯誤しながら売買してきて、4年ぐらい前から自己流のルールで低位株を売買するようになった。
結局、他の相場と同様、自分で掴んだ基準で売買するのが正しいと確信した。

自己流確立の決定打となった事件がある。
相場戦略研究所の掲示板で知り合った平和不動産屋さん(新日鉄屋さん)から、ある日メールがあって、リターン社が発刊した69~90年の月足資料集(当時10万円以上した)を貸してくださるというのである。ご好意に甘えてお借りし、デシカメで全頁を撮影した。

それによって、念願だった第一次FAI選定銘柄の1980~86年(昭和55~61年)の月足グラフを すべて作成することが出来たのである。
(FAI投資法の原点はP投資法であり第一次FAIの初期の選定銘柄が重要だと思っている。選定は必ずしもFAIルール30項目に則して行われていないみたいである)

この作業によって自己流の銘柄選定ルールを確立し、以来、自己流FAIを実践している。
今回の上げ相場を取ることが出来るかどうかで、第一次FAI選定銘柄の月足グラフ作成で掴んだ自己流選定ルールの真贋がわかるのである。



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