押し目買い


11月の安値を底とした場合、多くの銘柄が月替り三本越し。
日柄的には、そろそろ警戒ゾーン入りである。

2月初旬の安値からの短期波動で見ると、例えば
平和不は陽線新高値12本、
王子紙は陽線新高値5本、
東京建物は陽線新高値6本。
単純平均は1月高値256円から7%逆行した後、戻して255円。新高値まで、あと2円というところまで迫っている。

これから、まだ上げるのなら、これからの押し目を陰線新値2本目から買っていくのが定石だが、短期波動の天井かもしれないという懸念はある。

しかし、上げ相場と判断すれば、そうした不安感と戦いながら、余裕を持って分割で買い進むしかないのである。

片張りはそうした伸るか反るかという厳しさがあるが、
両建てするサヤ取りの場合は、失敗しても増玉や乗換え等の工夫によって、損を免れることができる。

現在のような、騰がるでもない下がるでもないという相場つきは、
サヤ取り屋にとっては理想的な値動きで、
願わくば、これが永久に続いて欲しい! と思うのである。


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