試し玉の積重ね


自分が売っていた銘柄が、すー と上がっていくのを見ると、手仕舞いしてはいても、血の気が引く思いがします。

相場の転換点の安値を売って損しても、最近は歳のせいか、さほど悔しくもなく、深追いすることがなくなりました。

売りで取リ続けていると、最後にはやられて損をする。
乗せ乗せ で玉が膨らんでいますから、最後の損失は大きくショックではあります。
でも、売りの通算で損になったわけではないし、
自分には収益源のサヤ取りがあって、買いで最後の損を取り返すこともできる。

林輝太郎先生曰く、「相場は通算して1円でも利益になればいいのだ。」

逆張りでも、順張りでも、損するときは損をする。
結局、「自分なりのやり方で相場について行く」 しかないのかな と思います。

今回の下げでは、
「相場の転換点で、スパッとドテンできるものではなく、
売りであれば、5%逆行、三羽烏、五陰連とか、陰線新値5本逆行など自分が定めた基準で、試し玉を一枚ずつ積重ねていって、
その試し玉の積重ねの実績が確信となって、本玉を入れることが出来るのだ。」
と悟ったのが収穫でした。



  相場戦略研究所 http://www.geocities.co.jp/WallStreet/1289/