儲けようとするよりも守りを固める時


即転、翌転のツナギ・カラ売りを長く続けていると次第に疲労が蓄積し、注文の出し間違いや、不眠がひどくなってきたりする。

疲労とは疲れであり、精神機能を使い過ぎた結果、精神機能が減退し、気力、体力が衰えてくる状態をいう。

そうした時は、「もっと儲けよう」とせず、休みをとるのがよい。

完全に休めなくても、必要最小限のツナギ売り等の建玉に止め、できるだけ消極的な売買にする。

「いままで生き残ってこれたのだから、あまり欲張らなくてもいいかな」
と思っている今日この頃である。
ここで、新たな危機に陥いりたくない。

時は中間決算前、外人は少々悪い決算発表した9983等を、まるで無配転落した銘柄かのように強烈に売っている。
たぶん貸株を使った売り崩しだろう。

いまは地合が悪いから、一旦下げるとなかなか上がらないから、売り崩しが成功する確率は高いのだろう。

銘柄にもよるけど、これから買うのなら中間決算発表後まで、時期を待ったほうがいいかも。



  相場戦略研究所 http://www.geocities.co.jp/WallStreet/1289/