鈴木隆先生の「相場成功大観」

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こないだから行なっていた月足グラフの整備が完了した。
枚数は200枚ぐらい。
以前から更新していた225銘柄と合わせると400枚ぐらいになる。
400円以上は除外して更新しないから、毎月、更新するのは300枚位になると思う。

今後は更新しながら買う時期を待つことになる。
現在、相場は高騰しているから、休み は長くなりそうである。

最近、鈴木隆先生の「相場成功大観」を読み直している。
たしか、2003年ぐらいに林輝太郎先生の事務所から買ったから10年以上も前になる。
オリジナルの表紙は赤地に大黒様のイラストで少々アクが強く、内容と一致しない感じなので、自分の相場イメージ、「コクヨ グラフ用紙ホ-11N」で カバーを作って装丁しなおした。これが秘伝書みたいで、なかなかいい。

最後に大負けしたとはいえ、それでも相当な資産を持ち、戦後は小豆相場の名人であった。
戦前の最盛期には今の金に換算して5000億円儲けた超人の書いた本だから、買った時は相当うれしかった。金泉相場、刺身相場のところは何度も読んだ。

今じっくり、読み直していると相当ためになることを再発見する。
戦前の、しかも師範学校出身の教養ある鈴木隆先生の日本語は難しかったので、理解できず、結果的に読みとばしていた所が多かったのである。

鈴木隆先生は田附政次郎の格言で有名な 売り 買い 休み に 待機 を加えている。
待機とは時期を待つことで、林輝太郎先生の主張と一致するが、
休み と 待機 は別にして、十分な休養をとった後、待機に入る のが相場実践のサイクルと考えていたようなのである。
なるほど と思い、今後の投資活動の指針にしたいと考えている。



  相場戦略研究所 http://www.geocities.co.jp/WallStreet/1289/