ニシキベラ20匹

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7月6、7日と釣りに行った。両日とも晴れの予報である。
3時半に釣り開始。ベラや小メジナがぽつんぽつんと釣れ、今日も平和な一日かな。
と思っていたら、4時ごろから南風が吹きだした。次第に強くなり、4時半ごろには立っていられないくらいの風、風速15メートルぐらいか。時折、突風が来るので、岩に座ったり、またがって釣り続けるが、仕掛けを取ろうと中腰になっただけでよろめく始末。転んで海に落ちる危険があるので釣り中止。

風裏の岩陰に避難して、海を眺めながら風が弱まるのを待つが、海全面にウサギが飛び、その波頭が突風に吹き飛ばされてミストになり、虹がかかる。そんな虹がそこら中に現れては消える珍しい光景が出現した。
釣り道具が風に飛ばされないか不安なので15分おき位に確認に行く。幸い岩陰に置いた道具はすべて無事だった。

6時になって、ようやく風が収まって、釣り再開。この日は満潮が6時半ごろだから期待してA級ポイントで釣るが、あまりの大風のせいか当りがない。
結局、8時ごろまで釣って、20cmのメジナが一匹釣れただけだった。

翌朝は嘘のような静かな海。多少は波気がないとメジナは食わない。
3時から釣り始め、4時ごろ20cm弱のメジナが連れただけ。
日が昇るとニシキベラが釣れはじめる。この魚は夜は寝てしまうので昼間だけ釣れるのである。今が産卵期だから荒食いする。
結局、6時の納竿までにニシキベラが20匹釣れて、大事に持ち帰った。

釣り魚図鑑などには「普通は食べない」とあるが、うろこ、頭を落とし、はらわたを取り、素揚げにしてから、背びれ、尻びれをきれいに取る。その後、中骨を取ってクリームソース、またはニンニク マヨネーズで食べると意外と美味しい。




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