チャーリー・マンガーの日米財政状況考察

 

今日は彼女と食事するはずだったが、朝一でキャンセル・メールがあった。

「おはよー!!ちょっと外出たくないモード入っちゃったので、今日は延期で来月また食事行きましょう!!」 だって。

どうやら、酒飲みモードに入ったらしい。これでしばらく会えないな。

 

ファースト・リパブリック・バンクは株売買停止。破綻確実になったようだ。困ったねぇ。。

 

さらに、米国は借金しまくって債務上限問題に激突。いつものことだ。

しかし、ドルを刷りまくっているのは事実である。

そんな自分たちの状況を棚に上げて、米国人は日本が破綻すると主張している。たとえば、お頭が少々足りないジム・ロジャーズ。

取るに足らないジム・ロジャーズはさておいて、Wバフェットの相棒チャーリー・マンガーが日米の財政状況を考察するビデオがユーチューブにあった。

 

非常に興味深い内容で知的な米国投資家の考察と思えたので

備忘録的にブログに書いておこうと思った。後から検索できるからね。

 

『チャーリー・マンガーの日米財政状況考察』

 近代国家が大量のお金を刷ると借金が増えて株が上がる。

その規模は世界的に新領域に入っている。

なかでも日銀は想像を絶する金を印刷した。しかるに日本はインフレを起こさず、未だに立派な文明*を維持している。

政府が大量の金を印刷したにもかかわらず、最悪事態にならず、経済は25年間の停滞に止まっている。

 

日本が大量の金をばらまいても、文明*を維持して落ち着いていることに米国人の私は勇気づけられている。

米国も日本同様の結果になることを望んでいる。

 

しかし、日本が落ち着いているのは民度が高く義務を果たす文明的な人が多く、我慢して国に協力しているからだと思う。

日本は単一民族の国家であり、日本人は自らにある種の誇りを持っているため、他国に比べて協力して諸問題に対処できるのだ。

 

それに対し、米国には多民族、多くのグループ間の対立が強い緊張状態を作っており、国の運営は非常に難しい。

 

政府が多くの金をばら撒けば、いずれ最悪事態が発生する。

例えばアルゼンチンなどの南米の国々である。

我々米国人は その最悪事態に近づいている。

日本のように停滞に止まるか、もっと悲惨なことになるのか。

私はそうなりたくない。

 

日本は過去に例がない信じられない量の金を印刷してきたが、今でも文明国家として存在している。

莫大な有利子負債があるのに、利息を払わない当座預金で返済している。

金利の支払いなしにマネーサプライが上がってゆくのは天国であり、政治家にとっては魅力的なことである。

 

長いので、一旦 引用終わり

 

晩飯はお袋がロール・キャベツを6年ぶりに作ってくれた。

 

熱燗とワインが美味しかった。

寝酒はバーボンのハイボール

 

*文明とは

 文教が盛んで人知が明らかになり、精神的・物質的に生活が快適であること。

人間の外面的な生活条件や秩序についての物質文化をさす。

 

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