ためし玉再考


かつて、林輝太郎先生の本を読んで、
ためし玉を一枚入れて相場の様子をみようと何度も試みましたが、
自分の相場感覚が鈍いため、
切った後 暴騰したり、強いと思って増し玉したとたん下げたりして、
うまくいった試しはありませんでした。

最初から立花流の3分割で練習したため、2分割の練習売買もやったことがありません。

今日「このやり方で2分割の練習売買をやっていたら、ためし玉がうまく使えたかも?」と閃きましたので、書きとめておきます。

*これは現時点で机上のアイデアで実験売買をしていません。

2分割の練習売買では ためし玉は2枚と考える。

一枚目は
酒田新値の本数の数え方で、一本目が小さいときは二本目から。
一本目が大きければ一本目から、ついた翌日の寄付きを成行で注文する。
二枚目は
酒田新値二本目もしくは三本目で建てる。
ここまでを ためし玉とする。

三枚目は絶対禁止。

失敗の判断
終値が一枚目から10%逆行したら失敗とみなして切る
二枚目を入れた後なら、二枚目から5%逆行で2枚一緒に切る。

成功の判断
 終値が前の高値を抜いたら成功とみなし、反対玉でつないでおいて、
再度の押し目で 3枚~5枚買いなおす。 これを小さいながらも“乗せ”とする。(乗せをするのは慣れてから行う)



ためし玉は、建てることによって自分の体調、心理状態を診断し、
自分が相場の波に乗れる状態かどうかを診るためのものでもある

リズム取りの原則
保合の中での分割買いは陰線引けの翌日
保合の中での分割売りは陽線引けの翌日




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