ORIX証券の電子報告書


ネット取引開始以来、ずーっとORIX証券を使っている。

証券手数料自由化で、対面取引の泉証券(林知之氏が勤めていた)からネット証券に乗り換えた。
最初は松井証券だったが思ったほど手数料が安くならなかったので深く失望し、
岩井証券、ORIX証券、HS証券、コスモ証券、協栄証券(現証券ジャパン)、Eトレード証券(現SBI証券)とより安い手数料を求めて、次々に口座を開設してきた。

そして、最終的に残ったのがORIX証券である。
ここは最後まで信用取引手数料が高かったのだが、現在はただ同然の一律300円。
これは非常にうれしい。そして画面の操作感も使いやすく申し分ない。

売買報告書は自分で印刷するのは面倒だし、紙やインク代がもったいないから、郵送を選択していたが、一部分が遅れたり、たまに未着もあり、圧着ハガキを開く手間も注文件数が多い(300件/月)のでバカにならず、今週からPDFの電子報告書に切り替えた。

これが実に具合がいいのである。翌朝にはプリントできるので、玉帖と会社の帳簿が翌日しまる。

ちなみに玉帖はエクセルの自作で自動計算。林輝太郎先生の本にあるレイアウトになっている。
会社の帳簿は会計ソフト 弥生 。
証券会社の証拠金残高と会計ソフトの残高、玉帖と会計ソフトの有価証券売却損益を合わせている。

林輝太郎先生の本には
「どんなに疲れていても、報告書が届いたときに玉帖をつけなければならない」 とあるが、利益のときはできるのだが、損失の場合は見るのがいやだから、ついつい溜めてしまい、ひどい時には一ヶ月も放置していた。

注文した翌朝、玉帖を記入すると

・前日の建玉経緯を思い出すから、売買に連続性がでる。
・注文を出すまでの空いた時間を有効に活用できる。
・朝は疲労していないので間違いが少ない。
・玉帖と会社の帳簿の残高が日々、整合している状態は大きな安心感をもたらす。

売買だけでなく、玉帖記入等の周辺作業の大切さを再認識しました。