亀井静香代議士の講演会


昨日、内外ニュース主催の亀井静香代議士の講演会に行ってきました。
まるで自分が総理大臣になったみたいに、強烈に元気いっぱいでした。(マスコミが100人ぐらい来ていて、総理大臣並の扱い。)

小泉純一郎にたいする怨念は強烈で、小泉改革を批判しだすと止まりません。

債務の返済猶予とか、優しさのある日本社会とか、いろんなことを言っていましたが、情緒先行で実現性はほとんどなし。
「一律にやるつもりはない。やる気のある中小企業には返済猶予する。」ということですが、現実にどこでだれが線引きするのでしょうか。

市場原理主義小泉改革をこきおろしていましたが、資本主義社会において情緒だけで市場を重視しなかったら、国際競争に敗れて国が滅びます。

景気・雇用対策をするということでしたが、具体的なプランはなさそうでした。
管轄外ですから、しかたがありませんが・・・

政府が行う実行ある景気対策は今のところ公共事業以外にはありません。
大成建設が160円台というのは、民主党政権が公共事業による景気対策をする可能性が皆無であることを明示しています。

そして、民主党は雇用を創出する政策・景気対策を打ち出すことができるのか?
現在の株式市場の低迷は、その回答ではないでしょうか。



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