月足グラフの描き方


ある方から
「225FAI の月足グラフは、何年前から描けばよいか」
という質問メールを受けました。

私の回答は
「月足グラフは前の天井近辺から描けばいいと思います。
FAI の月足グラフは買い場を探るために描くわけですから、
天井からの 下げ と 底練りの過程が解ればよいのであって、
上げ相場のグラフを描いても無意味だからです。」

と回答しました。
自分が買った銘柄が上げはじめた時に、
過去の上げ相場のグラフを描けば、あるいは売り場探しの参考になるかもしれません。

ついでに言いますと、
「FAI の月足グラフは鉛筆で描けばよい」

修正が簡単だし、ボールペンより、早く、濃く描けるからです。

「ペンで描くと値動きを、より強く受け止められる」
という人もいますが、まったくの迷信です。
ペンでグラフを描けば、値動きを強く受け止められ、儲かるのであれば、
相場になんの苦労もないわけで、一種の屁理屈といえるでしょう。
月足グラフは単なる道具なのです。
変な思い入れ、不必要な苦労は むしろ有害です。

おすすめは、製図用のシャープペンシルにBの芯で描く。
陰線の塗りつぶしは、先を平らにしたBの鉛筆で一筆で塗りつぶす。
早くて、綺麗に仕上がります。



  相場戦略研究所 http://www.geocities.co.jp/WallStreet/1289/