短期筋と“お友達”になる


今日の225は後場から不意打ち的に暴騰して、一時300円以上高くなった。陽線6本目。
昨日は無気力相場と書いたけど、凡人がそう感じる時は陰の極。転換点なんだね。
僕は修業不足の凡人だから、わからなかった(笑)

今日は手持ちの低位株も225に連れ高して、意外と上げてくれたので昨日に続いて利食いできた。
中には安くなった銘柄もあって買い増しもしたから、枚数はそんなに減っていない。

日経電子版によれば、「本日の上げは短期筋の買戻しによる」そうである。
でも、短期筋といっても沢山いるだろうから、買戻しなのか、買い仕掛けなのかは、わからないんじゃないかな。たぶん両方だと思うよ。

今日の上げのきっかけはGPIFの報道だったけど、2/18の日銀の政策決定会合で資金供給を2倍にすると報道された時も、今日と同様、後場から虚をついた強烈な上げになった。
その翌々日、チャイナのPMI悪化という些細な材料で大きく売られた。

短期筋の大手はきっかけを探していて、何かあればそれを口実にして仕掛けてくる。
日本の相場はそうした仕掛けによって、大きく動くから止められない♪~といったところだろう。

たぶん、225先物を仕掛けるときは損にならないように、オプションとか現物との裁定取引とか仕掛けを工夫したうえで、収益機会を得るために、頻繁に仕掛けてくるんだと思う。

昨今の かよい相場は、こうした短期筋に向えば儲けることが出来そうだ。
短期筋と “お友達”になって、彼等の仕掛けを自分の収益機会にすればいいのである。
売り仕掛けで、安くなった時に買って、買い仕掛けで高くなった時に売り手仕舞いする。

もちろん期間限定セール。
相場の順方向を見極めて、自分の守備範囲内の低位株の底値揉合いゾーンで、小枚数の分割売買する前提での話だけどね。



  相場戦略研究所 http://www.geocities.co.jp/WallStreet/1289/