やさしい銘柄を やさしいやり方で取れ

 

林輝太郎先生の『相場金言集p53』に東京電力を専門銘柄にして生活していた70歳の老婦人の会話が出てくる。

 

中部電力関西電力東京電力、の三銘柄の場帖をつけ、一枚のグラフ用紙に三銘柄を描き、売買するのは東京電力だけです。100株単位だから気が楽で、ナンピンも有効に出来ます。もう20年近くになりますが、損したことは一度もありません。」

 

「三銘柄でひとつが早く出て、他がそれに続くとか、そんなくせがありますね。

何回かに分けて買い、上がると売るのですが、大きな幅はとれないかわりに、確実に利益になります。一年に多いときは3回も4回も取れます。」

 

林輝太郎先生は「やさしい銘柄を やさしいやり方で取れ」 と主張しているのである。

 

今日はこれを真似して、2銘柄のグラフを一枚のグラフ用紙に描いてみた。

自分が選んだ“やさしい銘柄“と ほぼ同じ動きをする参考銘柄である。

一枚のグラフ用紙に描いてみると、参考銘柄が微妙に早く出る兆しを見せているのがわかる。

問題は、それを逃さず、その時点で売買できるかである。

 

自分では“やさしい銘柄“だと思っているが、やさしく利益を上げられるかは不明(笑)

 

ただ昔、王子製紙日本製紙のサヤ取りを長くやっていたので、2銘柄のグラフを一枚に描くと安心する。

売買するのは“やさしい銘柄“だけだが参考銘柄の値動きを手がかりにするから、サヤ取り的な要素もあるしね。

 

俺も20年後(83歳になっている)に、この老婦人のように

「20年間、損したことは一度もありません」 「世の中の多くの人は株で損をしているのに私は幸せだ」 と書きたいものである。。

 

 

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