相場が面白くなってきた

今日は森前首相の講演会(内外ニュース主催)で永田町まで行ってきました。
めったに外出しませんので、くたびれてしまいました。(情けねー)
あまり期待していなかったのですが、話はコメディアン的で面白かった。
ただ、言わずもがなの言葉も多く、やはり、このお方、首相の器ではなかったなぁというのが率直な感想でした。

さて、相場は面白くなってきました。長らく低迷していた株(私が見ているのはFAI的低位株のみですが)は15日の終値で陽転し、今後は押し目買い方針で行くことにしました。
ただ、売買の主力は商品相場に移行しておりますので、以前のような活発な売買はしません。しかし、FAI銘柄の持株は倍加狙いで維持しておりますので、そうした株の買い増しがメインとなる予定です。

商品の大豆は本日も値幅制限拡大1200円のストップ高、コーンも同じく750円のストップ高でした。原因は米国のコーンの期末在庫が大幅に下方修正され、在庫率6.3%と危機的状況であるらしい。で、大豆も連れ高。先物引継ぎ足では、すでに昨年、一昨年の高値を上抜いている。

サヤ取りは天下大乱時が稼ぎ時ですから、こうした展開はどちらかといえば好ましい。
ただ、日本の商品相場の値幅制限は小さいので、あまりに簡単にストップ高張り付きになってしまいます。そういう日にサヤ取り注文を入れますと、片玉のみ約定し、思わぬ損失を被ってしまいます。
片張りをやっている人も投げたくても投げられない、踏みたくても踏めないという恐ろしい事態に直面することになります。

ちなみに米国のコーンのストップ値幅は20セント、率にして約5%。
我が国のとうもろこしは500円、率にして約2%、大豆は800円、率にして約2%です。
まぁ、なにか事情があるのでしょう。