なんちゃってFAI 再開

 
天井から4年経過して、最重要・大前提のFAI ルール
「1. 4~5年下げ、3段下げ完了の銘柄を買う」 にほとんどの銘柄が該当するようになった。 (225採用の主力株の多くは2007年の2月ごろが天井だった)

さらに、大震災の下げに欧米の債務危機暴落が加わったことにより、日本株はぺっちゃんこ。
3%超の配当利回りで買える状況が再来した。そのため、休止していたFAI を再開することにした。

しかし、前回(2000~2008年)の経験から、本来のFAI 方式ではなく、
独自方式の 『なんちゃってFAI』を行うことにした。その内容は、225 FAI というべきもので、銘柄を日経225に限定することで、銘柄選択の迷いを軽減し、所有銘柄の愚劣化防止を狙う。

・投資対象を225銘柄に限定する。(第一次選定は日経新聞に委託する)
上げ相場の時は何を買っても上がるし、225銘柄のほうが上昇率がよく、上げ相場の寿命も長かった。
(一般株のほとんどはホリエモン暴落の2006年2月が天井だったが
225銘柄は2007年2月だった。)225先物とリンクするからか、外人主導の相場だからか?
さらに、東証一部であっても破綻や、吸収合併で上場廃止になる銘柄が続出したこともある。その点、225銘柄は多少ましであった。

・225銘柄が400円以下、配当利回り2.5~3%超になったときにリストアップして、月足グラフを作成する。(第二次選定)
 方法は みずほ証券 のインターネット「銘柄抽出ツール」 でスクーリングする。(リンク集にあり)

・安くなった銘柄には、それなりの理由があるから、ネット証券の銘柄ニュース等で、よく調べて慌てて買わないように注意する。

例えば、4005住友化学などは配当利回り3.77%、318円で絶対買い!
ところがネット証券の銘柄ニュースで調べると、社内レート82円で、1円高で40億円の減益になるらしい。

5202日本板硝子配当利回り3.21%、187円と安いが40%減益見込み。
これだと期末に予定通り配当できないかもしれない。だから、どちらも安いんだ。

・月足グラフの足をFAI 30項目ルールに照らして、自分の判断で買うタイミングを決定する。(第三次選定)

・月足単位で買っていくから、日々の場帖は不要(禁止)

このやり方だと、
管理する月足グラフは100枚程度である。
(ただ、初心者の人は、月足グラフを見る目を養うために
東証一部銘柄300枚程度は描いた方がいいかもしれない。)

場帖、データスリップは不要。



  相場戦略研究所 http://www.geocities.co.jp/WallStreet/1289/