儲ける仕組みづくり

 
儲ける仕組みづくりには余分な設備資金が必要だが、しかたがない。

儲ける仕組み その1.法人という砦を構築する
 個人が相場で儲けると、役人が課税してピンはねする。
そこで、会社組織で相場を張る。
法人という砦を築いて生活費、役員貸付金利息等を経費にして赤字にすることで、売買益を温存する仕組みを作る。

儲ける仕組み その2.両建てのサヤ取り・ツナギ売買を選択する
 片張りの相場で恒常的に儲けようとしても、思惑外れで逆に損失になることが多い。
だから、両建てのサヤ取り・ツナギ売買を選択し、大きな損をしないで恒常的に儲けることができる仕組みをつくる。本玉=本丸に向い玉である二の丸を構築し、その二の丸に対する向い玉=三の丸で利食いする。

儲ける仕組み その3.売買技法・建玉法を身につける
 日々サヤ取り商いに打ち込み、習練を重ねることにより、サヤの値動きを変動感覚として体得し、値動きを見て意識せずに注文が出せる境地に到達することである。

そうした習練によって変動感覚を磨いたほうが、ロボット(プログラム売買)を設計するより早道で恒常的に利益を上げられるようになる。
つまり自分が8マンに変身してしまう方が早いし確実である。
どのような値動きに対しても、自由に、とらわれない境地で対応できるようになり、いかなる相場が出現しても儲けることができる。

 専門銘柄の売買に慣れ自分の建玉法が決まってくると利益の出し方も決まってくる。
後は、自分の掴んだ建玉法を辛抱強く続けてゆく。
 さらに上手になろうとか、他の流儀を取り入れて利益率を上げようとしない。 そういうことをすると、苦労して身につけた自分の型、水準、能力を破壊する。

売買は、ある期間の儲けが通常より増大することがある。
それは周囲の好条件に恵まれ自分の型をスムーズに実行できた時、発生する。
(うねり取り入門p283)


  相場戦略研究所 http://www.geocities.co.jp/WallStreet/1289/