大荒れの疲れた一週間

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今週はめったにない大荒れの疲れた一週間だった。
2日の日曜にいやーな気持ちがしたので
3日の月曜に総投げをして、八百屋の理論で全部ひっくるめて利益を確保。

4日にはNYダウが300ドル安の後を受けて、225は暴落して610円安。
○にして しばらく休むつもり だったが、あまりにも安くなったので、

5日の寄付で欲しい銘柄だけ買い戻した。枚数にして7分の1ぐらい。

6日は安かったが、ほとんど何もせず見ていた。その晩 NYダウが180ドル高したので、

7日の朝の気配は高かった。で、全て売るつもりで、朝から、適当な値段で指値して処分していった。5日に買った玉のうち6割ぐらい手仕舞いして、少しだが利益になった。

8日、ネットでNYダウを見ると雇用統計を受けて160ドル高している。
週明け10日は4割残った持ち株を利食い手仕舞いするチャンス。
さらに大荒れの週に相応しく猛吹雪、20年ぶりの大雪で30センチの積雪とか。

さて、来週は11日の紀元節を区切りにして、「今度こそ休むぞ!」と思っているのだが、また何かやってしまうかもしれない。林輝太郎先生曰く、「相場師の心理は揺れ動く」ものだからだ。

しかし、思いがけずの暴落で投げになってガックリだが、やはり米国のテーパリングが大きいのかな。基軸通貨のドルの大増刷が止まってしまうと世界的に影響が出る。

新興国の通貨暴落もそうだが、好調だった日本株からも資金の回収が起きたのだと思う。
他国は1%程度の下げなのに、日本株の下げは3%超という日が多かったのがその証拠ではないか。
穿った見方をすれば、相場は先見するというから、消費増税後の景気低迷を先取りして下げたのかもしれない。
さらには中国の膨大な理財商品のデフォルトは時間の問題みたいだし、米国の議会は債務問題でまた揉めている。猫次郎さん曰く、「NYダウは5年周期で崩れる」。
懸念材料には事欠かない。

NYダウが戻しているから、日本株も昨年のように戻るかもしれないが、225、単純平均等の指数が10%も逆行すると、その後の低位株の値動きに活力がなくなってしまい、低位株が本調子になるまでには時間がかかる。ホリエモン逮捕や震災の時がそうだった。

完○にして休むか、規模を縮小して転進するか思案中である。


  相場戦略研究所 http://www.geocities.co.jp/WallStreet/1289/