また 37cmのメジナを釣る

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今年は暖冬で12月下旬というのに暖かい。
釣りキチにはうれしいことである。
暖かいこともあって今年の12月は7、10、15、18、21日と5回も釣行できた。
しかし、釣果は7日の37cmのメジナだけなのが不満である。

で、前回の釣行から中3日の12月25日、東伊豆のマイポイントに釣りに出かけた。(僕は左ひざを痛めているので2,3日の休養が必要なのだ)
この日は大潮で満潮が午後4時ごろ。ゴロタ場の磯釣りでは絶好の潮周りである。
しかも風向きは西。東伊豆は西高東低の冬型気圧配置による強い西風の日は風裏になるため釣り日和のことが多いのだ。
約20分の歩きの後、1時過ぎに現地に着いてみるとアレレ!こんなはずでは。。
ウキが舞い上がってしまうくらいの東の強風。
波も高く、真正面から大波が連続的に打ち寄せて恐怖感を擁かせる状況である。
これでは波と風に弱い本命ポイントでは竿は出せない。

しかたなく、少し波が静かな二級ポイントで釣り始めたが、あまり当りがない。
ただ、天気はいいし海はきれいで気分は最高である。

ところが、2時半ごろ、風が収まってきて、正面から打ち寄せていた波も東方向からになり、本命ポイントで釣りができそうになった。
試しに竿を出すと、波飛沫はかかるが一段高い岩にのって竿を出せばなんとか釣りになる状態である。

そこでは25cmどまりの木端メジナだが、飽きない程度に釣れ、放流を繰り返す。
最近、丸坊主が続いていたので、日没間際の4時半ごろ釣れた25~27cmぐらいのメジナをお土産用に一匹キープ。

これを最後に食いが止まり、つけ餌のオキアミがそのまま戻ってくるようになった。
「海は荒れてるし、大型は来そうにないなぁ」と思いながらも、コマセを打ち、つけ餌の投入を繰り返していると、ウキが スー という感じで沈んだ。
一呼吸おいて合わせると、竿が大きく曲がる。
大きい!反射的に走った方向に竿を倒してリールを巻き続けると、寄せ波と一緒に魚が左側の浅い岩場に現れた。本命のメジナである。
足場が高いこともあってタモを使わず抜き上げた。

37センチぐらいの立派なメジナだった(家で計量したら800グラムだった)。
写真をとった後、時計を見たら5時8分だったから、食ってきたのは5時ごろだったと思う。
メジナから針を外していたら結びがほどけて針がポロリと落ちた。危なくバラすところだったのだ。やっぱり大型は大事にタモですくったほうがいいね。

しかし、この荒れた海で、よく釣れてくれた。
これで、納得して納竿。この日は波飛沫を浴びて ずぶ濡れで寒かったせいもある。
帰りの電車のなかで、『今年はこれで釣り納め』
と 自分に言い聞かせたが、週明け28日も午後6時満潮の絶好の条件である。天気がよければまた釣りに行ってしまうかもしれない。

皆様、よいお年をお迎えください。




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