37センチのメジナ

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11月30日の釣友へのメール
『僕も本日釣りに行きました。
件の東伊豆のゴロタ磯です。
海が荒れ気味でしたが、竿下を狙って20~25センチのメジナが結構釣れて楽しい釣りでした。
ところが、5時少し前、強烈な奴が来ました。
引きを感じることなく、一瞬で3号ハリスがプッツン。
ウキごと仕掛けが吹っ飛びました。
管付ウキをつけていたスナップサル管が、ウキが根に引っかかったのか伸びていた。
ハリスはチチワの部分から切れていた。
あそこは日が沈んだら、4号以上のハリスにしておかないと後悔することになる。
ひょっとしたら、尾長の大型だったかも・・・・
沖磯と同じような大 型が来る!
結局、お土産は25センチのメジナ一枚でした。
海苔が岩につきはじめたので、これから期待できそう。
ではまた 』

この11月30日にバラした強烈な奴に会いたくて、12月7日に、また東伊豆のゴロタに釣りに行った。
最近、海が荒れている日が多いので、なかなか釣りに行けない。ようやく、チャンスが来た。当日の177天気予報では伊豆の波の高さは2メートル、北東の風。
この日は若潮で夕方は水面が下がり、本当はゴロタは浜の釣りには向かないが仕方がない。行ける時に行っておかないと後悔する。

釣り場にたどり着いてみると、波が高―い!
東から強い波が押し寄せてくるため、ウキが吹っ飛んでしまい仕掛けが安定しない。
窮余の一策として、ウキを外して、ズボ釣りをやった。
ズボ釣り とは5号から7号の錘をつけ、短ハリスで竿下を狙う釣りである。
こっぱメジナは4匹ほど釣れたが、大型は来なかった。
この日は3号竿を使ったが、穂先が硬いせいか食い込みが悪く、
ゴゴンッ というショックだけで針がかりしないケースが多かった。
今度は2号竿でやってみようと思う。

4時を過ぎると潮が引いてしまって岩がむき出しになったため竿下を狙うズボ釣りは出来なくなってしまった。

で、電気ウキ仕掛けで水深があるポイントに遠投して狙う。
4時半ごろ20cmぐらいのカサゴが釣れた。お土産用にキープ。
オキアミを付け直しては遠投を繰り返すも、オキアミはそのまま帰って来る。
今日はだめかな、そろそろ納竿。
と思っていたらウキが見えない。
聞き合わせで、軽く引っ張ると動かない。根がかりか?
と思って竿をあおるとグーンという引き。
魚だ!竿を倒して必死でリールを巻く。魚は寄ってきたが途中でリールが巻けなくなった。
暗闇でよく見えないが、10メートル右にある大きな岩の下に魚が引っかかって水しぶき。
タモを取って、リールを巻きながら魚に近づき、1メートルの距離でタモ入れ成功。
ゴロタ浜でのタモ入れは網が岩に引っかかるので、僕は網を輪ゴムで止めている。魚が入れば重さで輪ゴムは外れるのだ。
37センチ、800gのメジナだった。時間は5時45分。
これで、納得して納竿。
帰りの電車の中で飲んだビールは実にうまかったのである。




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