47cmの黒鯛

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7月29~30日と東伊豆に釣りに行った。今回は天気もよく、予定通り金曜日に出発。
ただ、潮回りは若潮で潮位が低く、条件はあまり良くない。
釣り場はゴロタ浜なので潮位は高い方が釣り易いのである。

まぁ、気分転換と健康のために釣りに行っているので、釣れなくてもいいのだ。
今年の7月はわりと涼しかったが29日は夏本番、かなり暑かった。
釣り場に2時頃付き、仕掛けとかコマセとかを作るので、準備に一時間ぐらいかかる。上半身裸でやるのだが、クラクラするくらい暑い。で、日陰に隠れて仕掛けを作った。
竿はメインの夜釣り用の仕掛け、日中のライトタックル、夜釣り用竿の予備と3本用意するので少々時間が掛かるのである。

日中はたぶんニシキベラしか釣れないから、前回同様コマセは7時頃から集中して撒く予定である。
この日は先日中古釣具屋のタックルベリーで買ったインターライン1.5号竿を始めて使った。普段3号を使っているから少々頼りないが、意外と使えるかも という感じだった。

この日は秘密兵器を用意していった。ハッカ油である。釣り場にブヨが多くいて、刺されると何日も痒い。ネットで調べるとブヨ除けにハッカ油がいいとある。近所のマツキヨで700円で買い、ハッカ油2ccにアルコール10cc、水を90cc混合し、結滞スプレーにつめて持っていった。効果抜群。ブヨは飛んでくるのだが、近くまで来てUターンしてしまうのだ。ざまーみれー。
結果、一箇所も刺されずに済んだ。

ニシキベラは10匹ぐらい釣れた。産卵が終わったようで小型が多く数も少なかった。
6時40分頃からコマセを撒き始め、竿も夜釣り用に持ち替える。
6時50分頃、当りがあり、いい引きを見せた後、上がってきたのは30cm級のメジナだった。
ああ、良かった。これで来た甲斐があった。と安心したのがいけなかったのか、その後7時半まで釣ったが、まったく当りがない。

ちょっと時間を稼ごうと思い、テントを張ってから再度、釣ることにした。
20分後、釣りを再開するが、やはり当りはなく、強烈に蒸し暑くなってきてギブアップ。
8時に納竿した。

幸い、夜は涼しくなってテントの中でも快適に寝ることができた。

30日は2時半に起きてコマセを作ったりして3時に釣り開始。
この日は4時を過ぎると潮が引いてしまうし、朝は時合が短く薄明るくなる4時頃がチャンスなので、それに合わせて3時からガンガンコマセを撒く。

たまにつけ餌をかじられるくらいでほとんど当りはなかったが、4時少し前ウキがジワーと沈む大型特有の当りがあり、合わせるとずしっとした重量感。リールを撒きながら磯の最先端まで駆け下りる。

前回と違ってリールを巻き続けると、あっさり魚が浮いた。暗闇でも白く浮かび上がって見えるので、また黒鯛かもしれない と期待が高まる。
タモ入れも一発で決まり、取り込み成功。
タモがしなる重さの黒鯛であった。
計ると47cm。2回続けて大型黒鯛が釣れるなんて出来すぎである。帰宅後、検量すると1.5kgあった。

その後、4時半まで30cm弱のメジナが2匹釣れたが、食べきれないので放流した。
夏は6時になると日差しが強くなるので、5時に納竿して帰ってきた。

10時ごろ帰宅して相場の終値を確認した。日銀が追加緩和して相場は乱高下したようだ。
終値は高くなったけど、米国のGDPが悪く円が大きく買われ、CMEの225の先物は200円安になっている。週明けは下げて始まるのかな。
まだまだ、不安定な相場が続きそうである。

一週間、こんな相場を見ていると、精神的に不健康になるし、ストレスで息苦しくなる。つれて食欲も落ち体調も悪くなる。
そんな時、釣りに行っちゃうと、30キロの荷物を運ぶ重労働で運動不足は解消され、精神的には気分転換になって元気を取り戻せるのである。

今回、取り込みの技術を一つ習得した。
リールを撒きながら磯の最先端まで駆け下りる途中に左手でタモを拾って、タモを持ったままリールを巻くのである。
こうすると大型魚を掛けた時のやり取りに空白がなくなるし、リールも意外と上手く巻ける。
タモは小指、薬指と手のひらで持ち、リールのハンドルは親指、人差し指、中指で握って巻く。



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