なつかしのダート走行

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17日、日曜日はひどい目に会った。
当初、彼女を実家に迎えに行くはずだったのが、彼女の都合でキャンセルになった。
前日、ウィンド・ウォッシャー液を2キロ抜いて、ハンドリングの変化を試したかったので、少々がっかりした。

「まてよ。この機会に昔走った林道に行ってみよう!」
と、止せばいいのに車で家を出た。
最後に走ったのが、30年前である。
道は狭いがドリフトも楽しめるダートだった。

林道の入り口に着くと「一般車は通行止め」となっている。
構わず走っていくと、やく50mで通行止めのフェンス。
狭い道をやっとの思いでUターンして戻る。

しかし、「林道の後半部分は走れるかもしれない」と、後半部分の入り口に向かう。
ここは「一般車は通行止め」となっていない。
懐かしい道をすすむと、ハイカーが数人いて、怪訝な顔をして、こちらをみている。
車の進入を咎めるような眼差しである。
変だなーと思いつつ、しばらく走ると、昔と違って道が細く藪の中に入り混む感じになって、笹やら木の枝がキコキコとボディをこする。

やがて、通行止めの柵に遭遇。
「これよりの先の通行はお断りします(地主)」

しかたなく、Uターンしようとしたら、カギギッといういやな音。
フェンダーを木に当ててしまった。
Uターンを諦めてバックで戻るが、ブッシュの中を戻るような感じで、木の枝がボディを擦る。
通行止めになって10年以上経ってたみたいだな。
昔、林道沿いにあった2つの料亭は無残にも廃墟になっていた。

ようやく、Uターンできる場所にたどり着き元来た道を戻った。
こんな時、焦ると脱輪したりするから注意が必要である。
昔、小川を渡ってスタックして弟に助けに来てもらったこともある。
兄ちゃんは、まだバカやってるよ(笑)

脱出に成功して、車を降りて愛車を見ると、左フェンダーが凹み、ドア付近に深いすり傷。
ホディ左右に木の枝で引っかいたキスが無数にあるではないか。
ショックだなぁ。

なつかしのダート走行は散々なものになった(笑)
昔はハンドルを振りながら、ドリフトで駆け抜けることかできたのにな。。

その晩は自分が情けなく寝つきが悪かった。
しかし、寝ながら、「これはプロに直してもらうしかない!」と思いつき、
翌日(18日)10時に、40年近く世話になっている車屋に修理を依頼した。
「社長、車擦っちゃたから、なんとかしてよ」
「うーん、これは難しいかもしれないねー。まぁ、なんとかやってみましょう」

今日、19日の14時半、社長から電話があって
「思いのほか、うまくいきました!」

さっそく、飛んで行って修理された車を見ると、なんと新車の輝きを取り戻しているではないか。
フェンダーの凹みはきれいに板金されて、元通り。
ここの塗装職人は年寄りだけど腕が良いんだ。
しかも、料金は2万円と安かった。

「社長、またよろしく!」 と言って機嫌よく帰って来た。
これからは、ダート走行などはしようとせず、愛車を大事にしようと思った。
もう、日本にはダートはないし、コーナリングを楽しむ峠道もない。それらは幻想で、あるのは真っ直ぐの道と交差点だけである。

愛車はリアシートを外したスペースで、足を延ばして寝られるようになったので、日帰りで大月の天目山温泉に行って車中で昼寝してから帰ってくるのも好いな。
その先の大菩薩温泉まで足を延ばしても良いし。

釣りに使っていた寝袋やクッション・マットがあるから、車中一泊旅行もいいかも。
最近、女遊びにも飽きてきたし。。



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