会社設立その後

今年の1月2日掲示板に
「これだけ株が上げますと、妬みというものがありまして、キャピタルゲイン課税10%の優遇税率は世間様が許しません。2008年以降、優遇税率の継続は困難になるのではないでしょうか。
で、少し早めの法人設立。」 と書きました。

昨日、一部で 政府・与党は株式譲渡益課税の優遇措置は延長せず、
株式譲渡益、配当に対する税率は10%から本来の20%に戻す方針
という報道がなされました。
これが本当なら、有限会社を20万円で設立し、会社組織で相場を始めた私の読みは的中したことになります。

ところが、日頃の行いが悪いため、今年は絵に書いたような下げ相場。
上げ相場が続いていると勘違いした私は大曲がり(笑)
おかげさまで赤字が沢山できました。

当社は月100万円の利益を出しませんと経費が賄えません。
相場の儲けがチャラでも1200万円の赤字が出ることになります。
赤字は7年間、繰り越せますので、しばらく税金面は安心?です。

設立から10ヶ月目になりますが、会社を黒字にするのは大変なことだな と思います。普通の事業を営んでいる経営者の皆様のご苦労がほんの少しわかりました。

怖いのは「経費分は取らなければ」という意識が働くことです。
これはよくありません。悪い玉を作ってしまいます。
林輝太郎先生の「うねり取り入門」にアパートの家賃を毎月稼ごうとして売買が崩れる話が出てきますが、本当なんですね。
人間の心理は微妙で難しいものみたいです。