アノマリー

最近、商品相場の穀物全般が強い。
とうもろこし、大豆、アラビカコーヒー。ここ1ヶ月くらい上げています。
こうした国際商品に加えて、本日は小豆までストップ高
どうしたんでしょうね。
理由なく上がる相場は強いといいますが、とうもろこしのほかは別に上がる材料はないんです。
大豆もアラビカも豊作。来年の減産の可能性を無理やり囃して米国の相場が上げているみたい。
ネットで商品取引会社の解説を読んでましたら、米国商品相場においては感謝祭前後に上昇するという季節的習性があるとのこと。

ああ、“アノマリー“なんだ。と納得。
株も5月連休前後のアノマリーがありましたね。

それと日本の商品相場は完全な写真相場ではなくて、割と独自の動きをしています。
米国の相場が高くても、さほど反応せず、逆に下げる。
最近の急激な円高にもかかわらず、ほとんど下げない。
シカゴの夜間相場が高いといって刹那的に急騰する。

やっぱり相場を動かすのは理屈ではなく人気が主な要因でなんだなぁと改めて感じています。