経済活動としての相場

投資会社を経営して一年経過して思うのは、
会社設立は18万円ほどの費用で出来、会計ソフトを使って、会計事務所と契約すれば経理処理も簡単。決算申告も金さえ払えばやってくれる。

さて、問題はどう稼ぐかです。
当初は、上げ相場がしばらく続き、猫次郎さん的に低位株の短期売買で稼いでいけると思った。一昨年の上げ相場では実にうまくいっていたし・・・
ところが、昨年は一転して見事な下げ相場。低位株の買い一本槍の短期売買では、毎年、安定した収益を上げていくのは不可能だということがわかりました。(当りまえですね)
性格がおっちょこちょいなので、一時期の好調さがずっと持続すると考え、会社を設立してしまったのです(笑)

やはり、FAIの買銘柄のような、月足の形が良い銘柄を倍加するまで じっくり持つというのが低位株投資の王道なのではないかと個人的には思います。
渡辺幹夫先生が以前、PANで書いていましたが「高配当利回りの低位株を買って、配当金を受け取りながら値上がりを待つ」という策戦が私の投資会社に適合しているような気がします。
つまり、高配当利回りのFAI銘柄を保有する。
会社経営の立場から見ると、配当金のような確実な収益は、価値ある収益なのです。

もう一つは、商品先物取引におけるサヤ取り。
サヤ取りは私の専門で、低位株の短期売買のような付け焼刃ではありません。
これは以前、相当真剣に取り組んだ経験もあるので、少なくとも大損はしない。
この2つの投資を我が社の2本柱とすれば、なんとか稼げるのでは。
と思っていることろです。