『両建ての両建て』 その2


サヤ取りのA株売り-B株買いの両建て玉
サヤ取りのB株売り-A株買いの両建て玉

を積重ねていくと、

A株売り-A株買い
B株売り-B株買い
のコストダウン、ツナギ売りの両建てポジションに分解することができる。

サヤ取りでサヤが動かなくなったり、片方の銘柄の場勘取り売買の方が有利になったときは、サヤ取りのポジションを分解・変換して、A株またはB株の一つの銘柄の場勘取り売買に専念することが可能である。

片方の銘柄のホジションが損勘定になっていても、慣れた銘柄であれば、フタをしておいて操作すれば、損益トントンで最終的な始末をつけることができるものである。

この場合、大切なのはサヤ取り⇒場勘取りに頭の切替をすることである。
はっきりしない「やり方」では利益を上げることは難しい。

もちろん、ホジションを解消せず、再び
サヤ取りのA株売り-B株買いの両建て玉
サヤ取りのB株売り-A株買いの両建て玉
に組替えて、再出発することもで可能である。

ただ、この場合、銘柄に相当な慣れが必要である。



  相場戦略研究所 http://www.geocities.co.jp/WallStreet/1289/