大発会ロケットスタートは不発


大発会ロケットスタートを期待したが翌日の6日は500円安でガクッ。
さらに、NYダウ300ドル高した翌9日は午後急落。こりゃーだめだ。
期待していた大発会ロケットスタートは不発に終わった。

それどころか逆噴射で新たな下げ波動に入った可能性もでてきた。
12月は5日で終わったかに見えた下げ波動は、まだ継続していて今回が下げ本番、もう一段下げがあるかもしれないのである。
昨年10月並の下げなら日柄16日、225で16670円を下抜くかどうかがポイントか。

原油に続いて銅相場も急落して、世界中の非鉄株が急落。
混乱が続くギリシャは25日総選挙。なかなか霧は晴れそうもない。
月内受渡最終売買日の12月27日あたりが転機となるか。

ただ、下げの要因とされていたWTI原油は本日48.53ドル、5%逆行である。
商品相場の5%逆行は反転のサインだから、ひょっとしたらWTI原油は下げ止まりかもしれない。

証券株などは追加緩和を天井にずっと下げているし、今回の戻りの鈍さをみると、日本株は弱いが、低位株相場が完全に崩れたわけではないから、2月以降に期待している。

これまでどおり、安値は慎重に拾って、利食いのチャンスでは小まめに利食いを繰り返していくつもりである。



  相場戦略研究所 http://www.geocities.co.jp/WallStreet/1289/