金の使い道



還暦近くなって人生も終盤戦に入った。
金はある程度できたが、死ねば相続税で国に取られる。
ところが、それを回避する金の使い道がない。

趣味の磯釣りは、ここ3年間全力でやったが、ほとんど金は減らなかった。
ただ、健康には非常に良かったようである。
おかげで相場で消耗していた心身が、共に元気になった。
そのため、今年になって長年封印*していた女性とのエッチを再開した。
約30数年ぶりだったが、若かった昔どおりに出来た時は感動して、思わず相手の娘に手を合わせたくらいだった。
(* 相場の“殺すか殺されるか”の世界では剣術同様、女色を絶ったほうが有利だからである)

そうなんだ。女に金を使えば、金は劇的に減っていく。
僕とベットを共にしてくれる気のいい若い女性に博愛の誠心で金を渡せば極めて合理的かつ効率のいい贈与にもなるのである。

人間の3大欲求は 食欲 睡眠欲 性欲 であるという。
還暦過ぎた老人が健康を維持するには定期的セックスが重要であり、
さらに男性機能は使わなくなったら退化してしまうというし、
ウォーキング、ジム通いなどの運動の代わりにセックスをすれば健康維持が可能というという説がある。

若者と違って、金がある我々中高年は 金で性的欲求を満たす特権 を持っている。
貸金業で大成功し、女に30億円使った 紀州ドンファン野崎幸助さんに対し、ゴマの灰のような僕は、とりあえず1千万円を一年で使ってみようと思っている。
これは古いリゾートマンションを買うよりは ずっと いい使い道だぜ!

幸い、巷には金に困ってセミ売春をする若い女性が溢れているから、そういう娘と交渉し2~3人のセックスフレンドをつくってラブホで定期的にセックスするのである。
これは『恋人付 賃貸リゾートマンション』といってもよい龍宮城である。

資本主義が高度に発達した現代社会において、女性の意識も一昔前とかなり変わったようである。
資本主義社会では、『女』という商品価値が最も高い20~30代の美女は容姿に応じた金を稼ぐことが出来るから、自らの商品価値を正しく認識し、高く売れるうちに売って換金しておこうとする女性が出てくるのは当然である。

男はそれを必要に応じて適正な価格で買えば良い。
すなわち、家を賃貸するように女も賃貸すればよいのである。
なまじっか所有するからお互い不幸になる。

さらに、女には相場のオプション同様に タイム・ディケィがある。

若気の至りで早まって結婚し、タイム・ディケィで無価値になった女を、捨てるわけにもいかず、使用済み核燃料のように一生抱え込んでその管理費を払うために働き続けるのが大半の男だとすれば、それは相当悲惨な人生といえよう。
これは余談。

さて、さすがにタフガイ野崎幸助さんのように毎日は大変なので、中一日でエッチする。
すると月15回。年間では180回である。
1回当りのコストが5~6万円なら、1年で約1千万円使うことができる。

先日、中一日で実験してみたが、短期的には実行可能であった。
しかし、問題は持続であり、たぶん根性無しで飽きっぽい僕は途中で挫折するのではないかと思う。
自分がいつまで現役でエッチできるか判らないが、同い年の友人の中には不能になってしまった男もいるし、死んじまった可哀相な奴もいる。
エッチ出来るうちに楽しんでおかないと 死んでも死に切れん ということもあろう。
「幸せの甘き香り」をかがずに死んでしまったら何ための人生か・・・


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