むしろ黄昏

イメージ 1



60過ぎて、俺にはもう先がない。
そういう境遇になると、自分以外の事はどうでもよくなる。
もうすぐ、死んぢゃうからね。
勝手にしやがれ! と、黄昏時を楽しむ境遇かな。

そんな、老いぼれヤクザが、
先日、撃墜王 坂井三郎先生の「大空のサムライ」をブックオフで彼女に買ってもらった。
今日、それを取り出して前書きを読んだら、涙が溢れてきて、慌てて本を閉じた。

国を思う坂井三郎先生の純真な心根は、ダメ人間をも感動させるようである。

僕の父親は海軍の予科練終戦を迎えた。
飛行気乗りである坂井三郎先生の後輩である。
おやじも、もうちょっと早く志願してたら、特攻で死ねたのだ。
遅れてきた青年だね。
おやじは、僕同様、ダメ人間だったから、生き残っちゃって惨めに一人で死んだ。

特攻で御国のために戦死すれば、絶好の死に場所を得て良かったのになぁー。
そしたら、ダメ人間の僕も存在しなかった(笑)




*無礼なコメントは予告なく削除します(笑)
相場戦略研究所 http://www.geocities.co.jp/WallStreet/1289/