ドカンと下げ


いやー。久しぶりにドカンと下げましたなぁー。
NYダウが230ドル、1.4% 下げたのはいいとして、
なぜ、225がNYダウの倍の2.6%も下げるんだ。
おかしいじゃねぇか。
SQを睨んだ外人の 売り崩し だろーねぇ。

こんな動きが続くと 「おっかなくて株なんか、やってられるか」
と言う人が増えるんじゃないかな。

225先物なんか廃止しちまえば、よかったんだ。

そうは思うが、225先物があるから
日本株ボラティリティーが高い というメリットもある。
戦前の 新東 の伝統を引き継いだ、世界一、相場らしい株式市場である 
という一面を持っているのかもしれない。

10月は株が安いアノマリーがあるから、買い下がりは、ゆっくり やらないとね。
さらに、天井が9月なら、10、11、12月と3ヶ月 下げが続く可能性があるから、要注意である。

今週は、株の本を2冊買って読んだ。

「まちの相場師」 岡西日出夫著
買うつもりはなかったのだか、装丁が良かったのと、文体が 津本陽を思わせる格好よさ に惹かれて買った。元証券マンの素人が書いた短編小説である。
「天才相場師たちの思考回路」というサブタイトルがついているが、市井の相場師と証券マンの物語集である。
売れているみたいで、5刷。

もう一冊は
「低位株パソコン投資術」 米田育廣著
いわずと知れた元FAI クラブ サイトの管理人である。
今となっては、2004年当時のFAI クラブの暴露本的内容で面白かった。
「こういう 素人 以上 半玄人 未満 の人たちがFAI 選定銘柄を決定していたのに、俺は林輝太郎先生を信じて全力で買っていたんだなぁ」
と改めて忸怩たる思いをしたのであった。
やっぱり、相場は他人を頼ることなく、自分の力で張らないとね。




  相場戦略研究所 http://www.geocities.co.jp/WallStreet/1289/